明治安田生命J1リーグ第2節浦和レッズ対サンフレッチェ広島が4日、埼玉スタジアム2002で行われた。
直近成績
浦和レッズは開幕戦でFC東京とアウェイで1-1で引き分けた。1失点こそ喫したが、大きなピンチは少なくチームの仕上がりは悪くない。
一方、サンフレッチェ広島はコンサドーレ札幌に1-0で勝利。サイド攻撃から数多くのチェンスを作り、新加入のFWティーラシンが初ゴールを決めたこともプラス材料だ。
先発メンバー
浦和レッズ
GK 西川周作
DF 遠藤航、マウリシオ、槙野智章、宇賀神友弥
MF 阿部勇樹、長澤和輝、青木拓矢
FW マルティノス、武藤雄樹、興梠慎三
サンフレッチェ広島
GK 林卓人
DF 和田拓也、野上結貴、水本裕貴、佐々木翔
MF 川辺駿、青山敏弘、稲垣祥、柏好文
FW パトリック、ティーラシン
前半
前半は浦和レッズが終始ボールを支配。しかし、サンフレッチェ広島が形成する4-4-2のブロックの内側になかなかボールを入れられず、サイドからの攻撃が主体となる。均衡した展開が続いた前半終了間際44分、浦和が二次攻撃からペナルティエリア内で遠藤航がクロスをあげ、中で待っていた青木拓矢がフリーで、ヘディングゴールを決めた。浦和が先制しリードした状態でハーフタイムを迎えた。
前半のボール支配率は浦和レッズが68%、シュート数は両チームともに4本。浦和はポゼッション、広島はカウンターという対照的な狙いが明確となった前半であった。
後半
後半も浦和がボールを保持するが、徐々に広島がペースを掴んでいく。後半66分、ペナルティエリア内で川辺駿が強引にドリブル突破し、クロスを入れる。1度はGKにクリアされるも、ボールは柴崎晃誠の足元へ。左足で強烈なシュートを放ち、ゴールネットに突き刺さった。サンフレッチェ広島が同点に追いつく。
失点後も浦和はボールを握り試合を支配。しかし、またしてもゴールを奪ったのは広島だった。後半79分、川辺駿が強引にペナルティエリアまでドリブル突破すると、こぼれ球を途中出場の稲垣祥が押し込んだ。広島がついに逆転。
浦和は終盤の反撃も及ばず、このまま試合は終了。サンフレッチェ広島が2-1で浦和レッズに勝利した。
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