コッパ・イタリアの準決勝ユベントス対アタランタが28日、雪が降る中ユベントススタジアムで行われた。アタランタの本拠地での1stレグはユベントスが0-1で勝利している。
この試合まず動いたのはアタランタだ。前半12分にアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ゴメスがエリア内で正確なパスを受け取りそのまますばやく低い弾道のシュートを放つ。しかし、これは勢いがなくGKジャンルイジ・ブッフォンは難なくセーブ。
得点を決め1stレグでのリードを広げたいユベントスは何度もアタランタのゴールに襲い掛かる。しかし、決定的な場面は訪れない。若干ユベントス有利の試合展開が続くがアタランタの守備陣は集中力を切らせない。
前半35分にクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチがエリア内で強烈なシュートを放つもアルバニア代表GKエトリト・ベリシャの素早い好セーブに阻まれた。この決定的な場面で決め切れずも、ユベントスは攻撃の手を休めない。
しかし、結局前半はこのまま終了。ハーフタイムの間も雪は降り続けた。後半開始後の降雪量は大幅に減少している。
後半開始後もユベントスの攻撃を休まない。明らかに同クラブ有利の状態が長く続き、エリア内でのプレイも多くなった。
しかし、後半65分にはゴメスが素早いカウンターでエリア内から飛び出したブッフォンと1対1の状況になる。ゴメスはブッフォンの頭上を超え、誰もいないゴールマウスに美しい弾道を放つも右ゴールポストにぶつかり得点ならず。
その直後にもゴメスはいい位置からのシュートを放つもわずかにゴールを外れた。後半67分にはブラジル代表MFドウグラス・コスタがエリア外ぎりぎりから鋭いシュートをはなつもゴールポストにはじかれる。
後半74分にアタランタDFジャンルーカ・マンチーニがエリア内でファール。PKの判定が下される。VARは使用されなかったが疑惑が残る。
このPKをボスニア・ヘルツェゴビナのMFミラレム・ピアニッチがしっかりと決めた。アタランタはこの時点であと2点撮らなくてはいけなくなりかなり厳しい状況になった。
アタランタは最後まで諦めずに攻撃し続けるがこのまま試合は終了。ユベントスがコッパ・イタリア決勝進出を決めた。
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