ブンデスリーガ ボルシア・ドルトムント

ドルトムントCEOが求める理想のアンカーは?現有戦力と新戦力候補を徹底分析

過去にリーグ。アンからドルトムントへ渡ったウスマン・デンベレ 写真提供:Getty Images

 最近はリーグ・アンからブンデスリーガに渡る才能ある選手が増えており(ウスマン・デンベレ、アミーヌ・アリ、ジャン=ケビン・オーギュスタン、ジャン=フィリップ・グバミンなど)、これも考えられるルートだ。ドルトムントが多少荒っぽい選手を探しているなら、モナコのファビーニョはぴったりだ。24歳のブラジル人選手は221試合で50枚のイエローカードを受けている。ドルトムントとは昨年のチャンピオンズリーグで対戦しており、能力を直接目の当たりにしている。問題はモナコが移籍金として7000万ユーロ(約93億円)を要求すると見られていることだ。

 ベルギー人のリエンダー・デンドンカーは過去にドルトムント移籍の噂があり、今夏にも名前が挙がるだろう。22歳の同選手は中盤の競り合いに強く、パスがうまいためドルトムントのスタイルにも合う。アンデルレヒトとの契約が2021年まで残るが、本人はブンデスリーガへのステップアップを望んでいるはずだ。

 最後に挙げられるのが、グラニト・ジャカだ。彼は役割にぴったりで、ブンデスリーガを知っており、ドイツでの実績がある。アーセナルでコンスタントに結果を残しているとは言えないため、元ボルシア・メンヒェングラートバッハの25歳がブンデスリーガに復帰する可能性は否定できない。しかしその場合には高額な移籍金とサラリーによって、ドルトムントの予算は圧迫されることになる。

著者:Mathew Burt(Bundesliga Fanatic

ブレーメンで1年間過ごし、ベルダー・ブレーメンの本拠地であるベーザーシュタディオンに通ううちに熱心なブンデスリーガファンに。ドイツサッカーを全体的にカバーしている。

Twitter:@matburt74

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名前:菊池大将
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