チャンピオンズリーグのベスト16ファーストレグ、レアル・マドリード対パリ・サンジェルマンが14日に迫った。このビッグマッチを前にPSGの守備に危うさがあると指摘する人物がいる。12日、スペイン紙『アス』が報じている。
元フランス代表アラン・ロシュ氏はかつてPSGでプレイし、引退後同クラブのスポーツディレクターも務めたことがある。PSGをこよなく愛する人物として知られる。ロシュ氏は現役時代にはDFとして活躍した。
その同氏が、マドリード戦でPSGに危機をもたらしかねない同クラブ守備の選手を名指しで指摘している。その選手とはPSGのブラジル代表DFダニエウ・アウベスだ。
「現在ダニエウ・アウベスは問題を抱えている。技術があり、すばやい選手との1対1での対応に関してだ。そして本当に問題なのは、次戦の彼の相手がクリスティアーノ・ロナウドだということだ」
しかし、同氏はアウベスの出場を決して疑わない。それは同選手が“経験”というアドバンテージをもっているからだという。
「エメリ監督に迷いはないだろうね。精神的な面、特に集中するということで言えば、彼(アウベス)はマドリードで現況とはまったく違う様子をみせるはずだ」
「経験は彼にとってアドバンテージだよ。価値ある実力だと言っていい」
世界中のサッカーファンが注目するこのビッグマッチの開始は、日本時間の15日午前4時45分だ。キックオフが待ち遠しい。
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