セリエA ラ・リーガ

バルセロナ、国王杯準決勝バレンシア戦は2-0で勝利。コウチーニョも得点

 コパ・デル・レイの準決勝セカンドレグのバルセロナ対バレンシアが8日行われた。ファーストレグではバルセロナが敵地で1-0で勝利している。4日の第22節エスパニョール戦での故障での離脱が噂されていたスペイン代表DFジェラール・ピケは先発出場を果した。

 この試合で最初に動いたのはバルセロナだ。前半9分にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、距離がある位置からフリーキックでゴールを狙うもバレンシアGKジャウメ・ドメネクの好セーブに阻まれる。

 その5分後のバレンシアのスペイン代表FWロドリゴ・モレノ・マチャドのヘッドはクロスバーに嫌われた。前半34分には同選手は危険なタックルで警告を受けている。

 その34分のフリーキックは面白い位置でのものだったが、メッシのシュートは壁に止められた。その後も両チームともにゴールを狙うが均衡は破られない。

 前半終了間際にはバレンシアMFのジェフレイ・コンドグビアが正確なパスを受け、すぐにシュートを放った。しかし、これはゴールマウスをわずか左にはずれた。結局0-0で前半は終了している。

 後半開始後5分で試合は動いた。後半から投入されたブラジル代表FWフィリペ・コウチーニョが、 ウルグアイ代表FWのルイス・スアレスのクロスにあわせ技ありのゴールを決める。

 その後もバルセロナ有利の状態は続く。62分にはメッシ、63分にはスペイン代表MFジョルディ・アルバの決定的な場面があった。しかしドメネクはゴールマウスを守ることに成功している。

 なんとか逆転したいバレンシアは攻撃の手を休めない。後半66分と74分、そして75分に決定的な場面があるも得点をきめきれない。

 そして、後半82分にはクロアチア代表MFイバン・ラキティッチがゴール。この時点でバレンシアは決勝進出のために3点必要になるため、これで試合は完璧に決定付けられた。

 結局このまま試合は終了し、バルセロナがコパ・デル・レイ決勝戦へ駒を進めている。バルセロナは決勝戦でビンチェンツォ・モンテッラ監督率いるセビージャと4月21日に対戦する。