インテルは今季前半まで優勝候補の一つであった。しかし、シーズン半ばに入るとその調子を落とし、首位争いから遠ざかっている。同クラブのイタリア代表MFアントニオ・カンドレーバがチームの現況について語った。6日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
ここ2ヶ月間、インテルはシーズン開始の勢いをすっかり失くしてしまっている。実際、それをカンドレーバ自体も理解している。そして、同選手はこの不調が続くのは悪い連鎖がうまれてしまっていることも要因の一つだと考えているようだ。
「難しい2ヶ月間だった。一目瞭然だし、否定するのも無意味だ。勝てる試合だったウディネーゼにホームで負け、僕たちは自信を失ってしまった」
「そして、その後サッスオーロ戦でも敗北した。その後のパフォーマンスも決して良くはない」
同選手はこのようにチームの不振を語った。それにもかかわらず、同選手のこれからの展望はいささか楽観的だ。それはチャンピオンズリーグ出場権を争うライバルチームのローマやラツィオもその調子を若干落とし始めているからかもしれない。
「だけど、他のチームも状態はよくない。幸運だったと思う。チャンピオンズリーグかい?僕たち自身にかかっていると思う」
同選手はしばしばサポーターの非難の的になることがある。だが、それは同選手がリスクの高い“攻める”サッカーをするからだという。そして、それが自身の“存在意義”とでも言うかのようにカンドレーバはこう語った。
「僕は確かにチャレンジするよ。与えられた仕事だけをこなすのは嫌なんだ。難しいプレイをしようとすることは僕の一部なんだ。僕はこういう風にチームを助けるんだよ」
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