トルコのアマチュアリーグに所属するハルヌスタスポルは、世界で初めて移籍金を仮想通貨ビットコインで支払ったクラブとなった。1日にイギリス『ザ・サン』など各国メディアが驚きを持って報じた。
2009年に運用が開始された仮想通貨の1つであるビットコイン。最近、ニュースでも頻繁に取り上げられているといこともあって、1度は耳にしたことがあるのではないだろうか。
そのビットコインが、サッカー界に新たな風を送り込んできた。トルコのアマチュアリーグに所属するハルヌスタスポルというクラブが、世界で初めて移籍金をビットコインで支払ったようだ。
同クラブは、22歳のオメル・ファルク・キロール選手を獲得するための移籍金を2500トルコリラ(約7万3000円)に加えて、0.0524ビットコイン(約6万円)を支払ったようだ。ハルヌスタスポルのハルダン・セヒット会長はメディアのインタビューに対して「トルコだけでなく、世界で初めて移籍市場でビットコインで取引を行った。我々のチームがまるでプロクラブのであるかのようにテレビで報道されることは非常に誇りに思う」と語り、歴史を作った喜びを明かした。
また、契約したキロール選手は「僕自身も初めてだし、世界初でもある。会長は何か新しいことをしたいと言っていたんだ。僕はこれに賛成だよ。両チームにとって良い取引になるといいね」と話し、満足していることを明かした。この後、サッカー界で続くクラブは現れるのだろうか。注目が集まる。
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