パリ・サンジェルマンに所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペのキャリア初レッドカードは、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によるものになった。31日にフランス『レキップ』が伝えた。
現地時間昨夜、クープ・ドゥ・ラ・リーグ準決勝のレンヌ対PSGが行われ、PSGが3-2で勝利を収めた。ただ、リーグ・アン第22節の対リヨン戦でリヨンのポルトガル代表GKアントニー・ロペスと交錯し、負傷したムバッペはようやく復帰を果たしたものの、ほろ苦いものとなってしまった。
後半18分、ベルギー代表DFトマ・ムニエにパスをしようと試みたムバッペのボールをレンヌのイスマイラ・サールがカット。すると奪われたボールを取り返そうとしたムバッペがサールに対して背後からタックルを仕掛けてファールに。ミカエル・ルサージュ主審はイエローカードを提示した。しかし、その後ルサージュ主審はVARによる確認を行うことを選択し、その結果レッドカードに訂正、ムバッペは退場処分となった。これにより、同選手はキャリア初のレッドカードを受けることになってしまった。
また、試合後のインタビューに応じたムバッペは次のように話し、判定は間違っていないという考えを示した。
「あれはレッドカードで間違いないよ。そしてこれが最後のレッドカードになることを願っているよ」
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