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ネイマール、右太ももを負傷しリヨンとの天王山欠場。ネイマール不在で決定力に不安残す

 パリ・サンジェルマンが21日、日本時間22日に行われるリーグアン22節対リヨン戦にネイマールを招集しないことを発表した。

 PSGは21節を終えた時点で2位だったリヨンとのゲーム差は11と独走状態。同チーム一番の目標であるチャンピオンズリーグ制覇に照準を合わせるためにリーグ制覇を確実なものにしたい重要な試合だったがネイマール不在となった。

 ネイマールは今季公式戦23試合に出場し24ゴール16アシストの大活躍を見せている。40ゴールに絡む活躍を見せる同選手の不在は前節ディジョン戦で8得点で圧勝したが決定力に影響が出るだろう。

 同選手の不在はリーグアン第20節ナント戦で決定力に不安を残した。試合は1‐0で辛勝したがネイマールの代わりに出場したアルゼンチン代表FWディ・マリアが開始早々得点を決めたが、その後は決定的なチャンスを生かせず追加点を奪えなかった。第7節のモンペリエ戦では0-0でネイマール不在で引き分けも経験している。

 対するリヨンは前節FWマリアーノ・ディアスとFWバートランド・トラオレ怪我から復帰。フランス代表ナビル・フェキル、オランダ代表メンフィス・デバイ、M・ディアスのトリエンテの復活が予想される。同チーム公式サイトではビッグクラブチームとデータを比較。チーム1試合平均の得点はPSGが3.2得点。マンチェスター・シティが2.9。バルセロナが2.7得点。ラツィオとユベントスが2.5得点で並んでいる。それに対してリヨンが2.3となっている。

 さらにトリエンテの合計得点をみてみるとPSGトリエンテが44ゴールでチームの66%を記録。バルセロナトリエンテが38得点でチームの73%。リバプールトリエンテが34得点でチームの63%。マンチェスター・シティトリエンテが35得点でチームの50%。そしてリヨントリエンテは36得点でチームの73%を記録している。これを見てわかるがリヨン攻撃陣はビッククラブに遜色ない得点力を兼ね備えている。このデータはネイマール欠いたPSGにとっては怖い材料となるだろう。

 リーグ制覇へ向けて首位PSGとの直接対決は落とせないリヨンはホームで行われる地の利を生かせるのか。それともPSGがリーグ首位の意地をみせつけるのか。リヨン対PSGの試合は日本時間22日早朝5:00から行われる。