高校サッカー

流経大柏、本田監督課題言及「内容は酷かった。奪ってから逆サイドへ展開できなかった」

 第96回全国高校サッカー選手権大会準決勝、流通経済大柏高校(千葉)対矢板中央高等学校の試合が6日埼玉スタジアム2〇〇2で行われた。試合は、流経大柏が1‐0で勝利。途中出場のMF加藤蓮の劇的ボレーで試合を決めた。

 試合後の会見で本田裕一郎監督は「内容は酷かった。よかったところは4試合をやって0失点で抑えていること。以前から失点についてはしつこく言ってきたので」と語った。また内容については「奪ったボールを逆サイドに回すことが出来なかった。僕のイメージ通りにプレーできなかった」と振り返った。さらに「スプリントが単純すぎた。縦だけでなく少し考えて動くようにしないと」課題はすでに明確になっているようだ。翌日の決勝については「今いるメンバーは選手権出たことがないメンバーだがいい意味で緊張感がないのはいい。ですが挑戦者の気持ちでないといけないです」と締めくくった。