本田圭佑 写真提供:Getty Images
「本田のプレーは大好きだ。パチューカの中で一番多くのプレーに関わっている」と準々決勝に続いてテレムンドのマヌエル・ソル解説者が絶賛している。
今回の試合もプレーメーカーとして置かれた本田はピッチの中盤からいくつも攻撃のチャンスを作った。31歳のベテランは、ボールの配分だけではなく、ゴールへの走りでグレミオの守備を何度も脅かした。
グレミオDFブルノ・コルテス選手の素晴らしいパフォーマンスさえなければ、本田は2得点も決められてロス・トゥーゾスを決勝戦まで導くことが出来た。だが、残念ながらその夢は実現ならず、今週末は3位戦を戦う事になっている。
しかし、この試合は今年の最後の試合ではない。
メキシコの国内カップ大会「コパMX」を勝ち上がったパチューカは、12月21日に強豪モンテレーと決勝戦を争う。リーガMXとクラブワールドカップを逃したパチューカにとっては2017年の最後の優勝のチャンスになる。もしその目標を達成すれば、シーズン前半を苦しんだトゥーゾスはゆったりと冬休みを過ごすことができる。1年を掛ける試合、大注目したい。
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