FIFAクラブワールドカップ5位決定戦、アジア王者浦和レッズ対アフリカ王者ウィダード・カサブランカの試合が日本時間12日に行われた。
浦和は準々決勝アルジャジーラ戦から先発3名を変更。DFマウリシオ、DF森脇良太、MF長澤和輝がスターティングメンバー入りを果たした。
前半から打ち合いの試合展開となる。前半18分、MF青木拓矢が中央にパスを送るとDFマウリシオがロングシュート。これが美しい軌道を描きゴールネットへ。浦和が先制に成功した。
しかし、直後の前半21分、エルハダッドが放ったクロス性のFKは直接ゴールネットに吸い込まれ、1-1の同点に追いつかれる。
続く前半26分、右サイドのFWラファエル・シルバからのクロスにMF柏木陽介が左足で押し込み、2-1とすぐさま勝ち越しに成功した。
2-1のまま迎えた後半15分、浦和はFKを獲得すると、直接ゴール前に入れず、興梠へスルーパス。相手がクリアし損ねたボールをマウリシオが右足で冷静にゴールネットに突き刺した。
後半45分、FKからピンチを迎えるが、興梠慎三がクリア。そのままプレーは続いたが、主審がアウトオブプレーとなったタイミングでVAR判定(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を導入。
判定が覆り、ペナルティエリア内でファールがあったとしてカサブランカにPKが与えられた。これをレダ・ハジュージが決め、3-2となった。
試合はこのまま3-2で浦和レッズが勝利。クラブワールドカップを5位で終えた。
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