代表チーム 日本代表

日本、苦しみながらも中国に勝利。JリーグMVPの小林悠が代表初ゴール

EAFF E-1 サッカー選手権2017 決勝大会・中国代表戦が12日、味の素スタジアムで行われた。

日本代表は前節の北朝鮮代表戦を1-0で勝利。一方、中国は韓国代表相手に2-2と引き分けた。日本は北朝鮮戦からスタメンを7名変更。三浦弦太、植田直通、山本脩斗、土居聖真の4名が代表デビューとなった。

試合は序盤から日本ペースで進んだ。前半10分、センターサークル内の三浦が相手を1人かわし、前線の小林へ鋭い縦パスを通す。しかし、オフサイドの判定。

前半30分、大島が右足でミドルシュートを打った直後、左足を押さえて座り込んでしまう。これによりMF井手口陽介と途中交代。この試合が2度目の日本代表出場となった大島は悔しさで顔を手で覆った。

後半は一転、中国ペースにもっていかれてしまう。北朝鮮代表戦と同様、あまり決定的なチャンスを作ることが出来ないまま時計の針だけが進んでいった。

後半39分、ついに日本が先制に成功する。小林悠の一度目の右足のシュートはGKに防がれるも、ゴールエリア右でこぼれ球に追いつき、見事な身のこなしから左足でネットを揺らした。

さらに勢いづく日本代表は、後半43分にも昌子源がロングシュートを放ち、このシュートがそのままゴールへ。追加点を挙げた。

最後、中国にPKで1点を返されるも、試合は終了。日本代表が2-1で中国を下した。第3節は優勝を争って、16日に韓国代表と対戦する。