ワールドカップの抽選会で必ずと言っていいほど生まれる”死の組”。今回の抽選ではポルトガルとスペインが同組となったグループBが該当するのではないかとも言われている中、『SBNATION』は日本が入ったグループHこそが該当するとの見解を示している。
今回の抽選においてポーランドがポット1に名を連ねたことはサプライズだった。しかし、バイエルン・ミュンヘンに所属するFWロベルト・レバンドフスキの圧倒的な攻撃力を武器に欧州予選で首位通過を果たした。
前回ブラジルで開催されたワールドカップで準々決勝まで勝ち上がるなど旋風を巻き起こしたコロンビア。バイエルン・ミュンヘンに所属するMFハメス・ロドリゲスやモナコに所属するFWラダメル・ファルカオといった強力な攻撃陣を矛に南米予選で滑り込んだその底力は決して侮れない。
アフリカでその実力を発揮しているセネガルは、今年行われたアフリカネイションズカップで優勝したカメルーンを相手に準々決勝でPKで惜敗するなど、アフリカで1、2を争う強豪国である。リバプールに所属するFWサディオ・マネを筆頭に素早い攻撃で相手を脅かす。
長らくアジアでトップに君臨している日本。次なる目標はワールドカップ本大会で大きなインパクトを残すことではないのだろうか。前回大会でアルジェリアを決勝トーナメントへと導いたハリルホジッチ監督の手腕にも注目が集まる。先日の親善試合には招集されなかったドルトムントに所属するMF香川真司、パチューカに所属するFW本田圭佑、レスターに所属するFW岡崎慎司といった国際舞台での経験が豊かな選手たちによる代表チームへの貢献が大きなカギとなるだろう。
4ヵ国どこがグループステージを突破してもおかしくないグループH。真の”死の組”ともいえるこのグループにも注目が集まる。
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