ラ・リーガ セリエA

バルサ、ユーベとドローでグループステージ突破確定。メッシは56分から途中出場

 UEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節のユベントス対バルセロナが日本時間23日未明に行われ、0-0のドローに終わっている。

 第1節以来の対戦となった両チームの対戦、引き分け以上でグループステージ突破が決まるバルセロナはFWリオネル・メッシをベンチスタートに。スポルティングCP対オリンピアコスの結果次第ではグループステージ突破の可能性があるユベントスはFWパウロ・ディバラを先発に据える。またユベントスはDFジョルジョ・キエッリーニが直前に怪我をしたため、3バックの布陣でこの一戦に臨んだ。

 そのユベントスは開始早々の2分、FWドウグラス・コスタが自らドリブルで持ち上がると、FWフアン・クアドラードとのパス交換からシュートを放つもGKテア・シュテーゲンの正面に遭う。それ以降はバルセロナが中盤でポゼッションを図るものの、ユベントスもタイミングを見計らってバルセロナゴールに迫る。一方、バルセロナも21分にMFイバン・ラキティッチのFKがそのままポストを叩き、そのこぼれ球をMFパウリーニョが頭で押し込もうとするもゴールマウスの右にそれる。ユベントスは36分、左サイドからのドウグラス・コスタのドリブル突破を起点にバルセロナのペナルティエリア手前での素早いパス交換から最後はクアドラードがシュートも大きく枠を外れる。さらに43分には左サイドからDFアレックス・サンドロのパスをセンターで受けたディバラがドリブルでペナルティエリア内に持ち込みシュートを放つもクロスバーを越える。

 互いに決定機を作る一方で先制点を奪うことができずに迎えた後半はバルセロナがユベントスを押し込む展開に。56分、メッシがFWジェラール・デウロフェウに替わってピッチに入ると63分、そのメッシがFKから直接ゴールを狙うもわずかにクロスバーの上を超える。さらに67分、クアドラードのミスを突いたDFリュカ・ディーニュがGKジャンルイジ・ブッフォンと1対1となり、ゴール前へのパスを選択。しかし間一髪ユベントス守備陣が対応する。

 終盤までバルセロナが一方的にペースを握り、なかなかチャンスを作れなかったユベントスだったが迎えた後半アディショナルタイムの91分、アレックス・サンドロからのパスを受けたディバラが左脚でダイレクトで強烈なシュートをゴール左隅に放つもテア・シュテーゲンが好セーブ。試合はこのままスコアレスドローで終了した。

 この結果、バルセロナは自力でグループステージ突破が確定。勝ち点8のユベントスは最終節のオリンピアコス戦で勝利すれば自力でのグループステージ突破が確定する。