チェルシーはアトレティコとの対戦に注目
グループCは、チェルシー、ローマ、アトレティコ・マドリードの3クラブに加え、カラバフというアゼルバイジャンの小さなクラブで構成されることとなった。チェルシーにとっては、決して楽な組み合わせではない。彼らは開幕からパッとしておらず、マティッチ退団によって空いてしまった中盤の穴を埋め、ディフェンスを改善する必要がありそうだ。とはいえ、ローマやカラバフといった相手との対戦は問題ではないだろう。少なくともグループ2位の座を確保することはできそうだ。
興味深いのは、彼らとアトレティコとの関係である。両クラブとジエゴ・コスタに一体何が起こったのだろう。現在ジエゴ・コスタがアトレティコと契約できなくなってしまっていることは明らかだが、彼らが今後どういった動きを見せるのかは非常に興味深いものだ。
同グループで最も活躍が期待できる選手はアトレティコのアントワーヌ・グリーズマンである。彼がチェルシーの3バックをどのように脅かすのか目が離せない。
どのクラブも避けたいと思ったグループはグループDだろう。幸いプレミアのクラブはこのグループから外れ、バルセロナ、ユヴェントス、オリンピアコスといったチームと対戦することはなくなった。
プレーオフでホッフェンハイムと破ったリヴァプールだが、彼らの強力な攻撃の裏にはあまりに脆い守備が影を潜めている。グループEがあまりに楽なグループとなっただけに、グループステージを突破することはできるだろう。スパルタク・モスクワ、セビージャ、マリボルといったクラブから得点を奪い、勝利することは難しいことではない。
セビージャは多くの主力選手を失った一方で、リヴァプールはフェリペ・コウチーニョが残留しようとしており、彼らの前線は非常に充実している。前線のサディオ・マネや彼の後ろに位置するコウチーニョと絶妙なコンビネーションを見せる、ロベルト・フィルミーノがCLで活躍することは間違いないだろう。
当然、リヴァプールは左サイドバックとセンターバックを獲得しなければ、失点し続けることになるだろう。だが、同グループの3チーム相手に得点力で勝ることができないのであれば、彼らがチャンピオンズリーグでプレーする資格はないだろう。彼らは難なくグループ首位通過すべきクラブである。
コメントランキング