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ムバッペ、PSGがレンタルで獲得か。来夏の完全移籍でFFPを回避へ

 パリ・サンジェルマンは、モナコに所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペを今夏はレンタル移籍で獲得し、来夏に完全移籍させたいようだ。22日、イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。

 PSGは今夏の移籍市場で史上最高額でバルセロナからブラジル代表FWネイマールの引き抜きに成功した。それでも勢いは収まることを知らず、先日ブラジル代表FWルーカス・モウラの譲渡+金銭という条件でのムバッペ獲得がモナコと合意間近と報じられている。しかし、同メディアによるとこの交渉は暗礁に乗り上げてしまっているようだ。

 その理由の一つは、以前から報じられているUEFAの定めるファイナンシャル・フェアプレー(FFP)制度に抵触すること。このため今夏ムバッペを獲得することは厳しいとみられている。しかしながら、PSGは打開策として同選手をレンタルで獲得することによりFFP違反を避けるのではないかと報じられている。そして、来夏に完全移籍を成立させたいようだ。

 モナコは先月「我々の選手はこれ以上クラブを離れない」と表明していた。様々なビッグクラブへの移籍が噂されているムバッペの去就はどのような結末を迎えるのだろうか。