ファルカンがブラジル代表引退を表明 「このときが永遠に来てほしくなかった」

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41歳になったフットサル界の象徴、FPファルカンがブラジル代表からの引退を自身のSNSで表明した。
1997年に代表デビューを果たし、それ以降20年に渡ってセレソンを支えてきたレフティは「このときが永遠に来てほしくなかった」と、心境を綴っている。ファルカンがブラジル代表として戦う最後の試合は、次の日曜日(28日)に行われるパラグアイ戦だ。

現地でもファルカンの代表引退は報じられており、記事では「2019年のうちに現役を引退するであろう彼にとって、今回の代表引退はその第一歩」と伝えている。

ファルカンは自身のSNSに「決して来てほしくないと思っていたときが、来てしまいました。私は258回目となる国歌を歌い、セレソンでの通算400得点目を狙います。

この20年間を通して、私は全力を尽くしてきました。たくさんの勝利を喜び、いくつかの敗戦に涙し、大いに苦しめられました。でも、自分が最大限の力を発揮し、ベストを尽くしてきたことは、私自身が分かっています」と、記している。

ファルカンはこれまでにブラジル代表として257試合を戦い、399得点を挙げてきた。2008年と2012年にはフットサルワールドカップを制し、11度のグランプリ制覇、5度のコパアメリカ優勝を成し遂げている。

1994年にコリンチャンスでプロ生活を始めたファルカンは、その後24年に渡るキャリアで10のクラブに所属し、73のタイトルを獲得してきた。2018年もブラジル代表に選ばれ、20年連続でブラジル代表としてプレーし、29キャップを上積みした。また、サッカー選手としてもサンパウロに所属した2005年に、サンパウロ州王者にも輝いている。

キャリアを通じて獲得した賞は100を超えており、団体競技全体を見ても際立った成績を収めている。

2016年のワールドカップ後には、一時期、ブラジル代表を離れていた。しかし、最大のスターを失うことでスポンサー離れが深刻となり、CBFSは代表復帰を要請し、ファルカンはこれに応じて代表に戻った経緯がある。代表復帰直前には3度目のワールドカップ制覇に意欲も見せていたが、今回の引退発表で日本開催の可能性もある2020年のワールドカップ出場は幻となった。

圧倒的な技術で観衆を沸かせ、王国ブラジルでも他の追随を許さないほどの多くのゴールやタイトルを獲得してきた名手の代表引退により、世界のフットサルは新たな局面を迎えることになる。