【ユース五輪】日本はポルトガルに敗れてD組2位で準決勝へ、メダルをかけてスペインと対戦

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10.14 3回ユース五輪 U-18女子日本 0-2 U-18女子ポルトガル CeNARD Hall
3回ユースオリンピックは13日、グループステージの最終日を迎えた。すでに決勝トーナメント進出を決めているU-18フットサル女子日本代表は、グループ1位の座をかけてU-18フットサル女子ポルトガル代表と対戦した。日本は0-2で敗れ、グループD2位で準決勝に進むこととなっている。

グループリーグ最終戦、日本が対戦するのは3試合を終えて335得点2失点でグループの首位に立っているポルトガルだった。スペインとともに今大会の優勝候補に挙げられている強豪に対し、日本がどれだけ戦えるのかが問われる一戦となった。

日本の先発はGK須藤優理亜、FP横山凛花、FP前田海羽、FP山川里佳子、FP池内天紀。立ち上がりから日本は、ポルトガルに攻め込まれて多くのシュートを打たれる。前半6分には先制点を奪われるが、そこから崩れることなく戦い、前半を0-1で折り返した。

後半の立ち上がり、日本は山川、横山、前田が立て続けにシュートを放ち、同点ゴールを狙ったが得点はできない。逆に後半2分には、FPゴンサウベスのパスからFPペレイラに追加点を決められ、2点を追う展開となる。その後も4分にFPロチャのシュートがポストをたたくなど、日本はピンチが続く。

圧倒的に相手にボールを握られた日本は、残り2分を切って前田をGKにしてパワープレーをスタート。しかし、最後まで得点を挙げることはできずに試合は終了した。

この結果、4戦全勝のポルトガルがグループD1位、日本は31敗でグループD2位となり、準決勝ではスペインと対戦する。スペインは大会前のトレーニングマッチでポルトガルと互角の戦いを見せている。

この試合で日本は、シュート数は1644、ボール支配率では29%71%と難しい試合を戦った。それでも、失点を2で抑えた粘り強い守備は、メダルをかけた準決勝以降の戦いでも大きな強みになるはずだ。

決勝進出をかけた準決勝のスペイン戦は15日(日本時間16日午前4時)にキックオフを迎える。