セリエA サンプドリア

移籍先二転三転のシックはローマ移籍決定か。移籍金49億円でクラブ間合意

 ローマがサンプドリアのチェコ代表FWパトリック・シックの獲得に迫っているようだ。28日、イタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオコム』が報じている。

 シックは1度はユベントスとクラブ間、個人共に合意に至りメディカルチェックを受ける段階まで移籍が進んでいたが、心臓に異常が見つかり破断。その後インテルが獲得に迫るもののこれも果たされず、再びユベントスが接触しているなどと移籍先が二転三転していた。

 しかし、ローマとサンプドリアがシックのローマ移籍に関し、現地時間28日朝に行われた会談でクラブ間合意に至ったようだ。買取義務付きのレンタル移籍で、1年目のレンタル料が500万ユーロ(約6億円)。来年夏の買取金が3300万ユーロ(約43億円)の合計3800万ユーロ(約49億円)で決着がついたようだ。現地時間28日午後にはシックの代理人との間で正式に契約が結ばれるとみられている。