プレミアリーグ リバプール

プレミア適応へリバプールがアリソンにスペシャルトレーニング

 6200万ユーロ(約78億円)でローマからリバプールへ移籍したブラジル代表GKアリソン・ベッカーが、プレミアリーグのフィジカルなスタイルに素早く適応できるように、リバプールは特別なトレーニングを行っているようだ。英紙『インディペンデント』など複数紙が伝えている。

 GKコーチを務めるヨン・アヒテルベルフは、クロスボールやセットプレーに対する強さを身につけさせるために、ラグビーの練習で使われるタックルパッドを使用しているようだ。

 これについてユルゲン・クロップ監督は「普通の練習」だと述べ、こう続けた。

「GKがいつもやっていることだよ。ラグビーじゃなくてGKトレーニングだ。全員がやってきたことだよ」

「ロリス・カリウスがここに来た時もやったし、すべてのGKがやるんだ。だがらアリソンもやる。普通の練習だ」

 ゴール前で激しい空中戦が繰り広げられるプレミアリーグらしい練習であり、リバプールもセットプレーの練習では多くの選手をボックス内に入れているようだ。

「私たちがセットプレーの練習をするときは22人の選手がボックス内に入るから、そういう状況は生まれやすい。22人は言い過ぎかもしれないな。でも少なくとも15人は入る。頻繁にこの練習をするからGKは慣れていくんだよ」

 日本時間21日に行われる第2節で空中戦に強さを見せるクリスタルパレスと対戦するリバプール。アリソンが練習の成果を見せるかもしれない。