日本時間1日に行われたワールドカップロシア大会決勝トーナメント1回戦、スペイン代表はPK戦の末、開催国であるロシア代表に敗れた。代表引退を表明したヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタのコメントを『新華社通信』が伝えている。
同選手は「これが代表での最後の試合だ」と涙ながらに語り「勝てなかったのはとても残念。PK戦というのは冷酷で、責任があるのはいつも選手たちであり、私たち全員が責任を負うべきだ」と付け加えた。
そして「個人的な話では、素晴らしい一時代が終わりを迎えた。時に終わりというのは、私たちが望んだり夢見るようにはいかない。おそらく私のキャリアで最も悲しい日だ。最高のお別れではないけれど、フットボールと人生というものはそういうものさ」と、2010年のW杯決勝戦で優勝を決めるゴールをマークしたイニエスタは自身の引退について言及した。
また大会2日前に監督交代が行われたスペイン代表について、「(フレン・ロペテギ前監督の)解任が根本的な問題だったというのは間違いであろう。すべてが重要だが、最後にプレーするのは私たち選手だ」と見解を示した。
今後のスペイン代表については、「(レベルの高い)選手たちはいる。彼らはただ、成功への道を探さなければならないだけだ。それは言葉にするよりも難しく簡単なことではない。しかし代表チームはレベルの高い選手たちとともに進み続けるだろう」と代表チームの再建を確信した。
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