決勝トーナメント進出を決めているロシア代表だが、現地時間29日、ベスト16・スペイン戦に向けたトレーニング前にドーピング検査があったようだ。30日、ロシア代表公式サイトがこれを伝えている。
ロシア代表を巡っては、グループステージを2勝1敗で突破した陰で、サウジアラビア戦とエジプト戦におけるチーム全体の走行距離が115km以上と驚異的な数字となっており、ドーピングの可能性が指摘されているほか、本来はワールドカップ・ロシア大会に出場予定だった選手のひとりのドーピングをロシア連邦保安局(FSB)が隠ぺいした可能性が浮上するなど、多くの疑惑が持ちあがっている。
その中、ロシア代表は「我々は素早く(ドーピングの)検査を受け、スペインとの重要な一戦に向けた準備を続ける」と公式ツイッターを通じてコメントしており、チーム内でドーピングが行われていないことをアピールしているようだ。
ロシアではフットボール以外にもオリンピックなど国際大会で多くのドーピング違反を犯していたこともあり、このロシアW杯でも開催前から同様の問題が起こる可能性が指摘されていたものの、大会期間中におけるイメージ払しょくに努めているものとみられる。
На базу в Новогорск приехали представители допинг-контроля из ФИФА.
Быстро сдадим все анализы и продолжим подготовку к важнейшей игре с Испанией! pic.twitter.com/DJc9cQ50RG— Сборная России (@TeamRussia) 2018年6月29日
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