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ガラタサライ長友佑都、1アシストでベシクタシュとの直接対決制す

 ガラタサライに所属する日本代表DF長友佑都は日本時間29日深夜に行われたスュペル・リグ(トルコ1部)第31節・ベシクタシュ戦で先制ゴールをアシストするなど好パフォーマンスを披露し、ダービーマッチでの勝利に大きく貢献した。

 勝ち点63で首位のガラタサライ、そしてガラタサライを1ポイント差で追う2位ベシクタシュと優勝争いに向けて両クラブとも負けることが許されない状態で迎えた直接対決において、左サイドバックでの先発を託された長友は22分、ペナルティエリア内のスペースでパスを受けるとゴール前にグラウンダークロスを供給。これにMFフェルナンドが合わせ、ベシクタシュ相手に待望の先制ゴールを奪取する。

 その後両チームともに互角な戦いを演じガラタサライ1点リードで後半に折り返すと、65分にベシクタシュのセルビア代表DFドゥシュコ・トシッチが一発退場となりガラタサライが数的優位に立つ。そして直後の70分、MFガリー・メンデス・ロドリゲスがペナルティエリア内から強烈なシュートでゴールネットを揺らし追加点を奪うとガラタサライは10人のベシクタシュの攻撃陣に最後まで得点を許さず、2-0で試合を終えている。

 なおガラタサライはこの勝利で勝ち点66まで積み上げ首位をキープしているものの、依然として4ポイント差以内に上位4クラブがひしめき合う状態にある。またこの一戦で先発フル出場を果たした長友も「今日は最高の試合をしたけど、残り3試合集中しないとチャンピオンにはなれない。このビッグチャンスを逃さないためにもまた明日からしっかりやるべきことを。」と自身のSNSを通じてコメントしており、リーグ戦優勝に向けて残り3試合も負けられない戦いが続くことを強く意識しているようだ。