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ローマ、CLリバプール戦でのサポーター暴行事件でUEFAから処分か

 ローマはチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグ・リバプール戦での暴行事件を受けて、欧州サッカー連盟(UEFA)から近日中に処分が下されるようだ。26日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』がこれを伝えている。

 ローマは敵地・アンフィールドで日本時間25日未明に行われたリバプール戦の前に両クラブのサポーターが衝突し、大規模な乱闘へと発展している。この乱闘において20歳代のローマサポーター2人が50歳代のリバプールサポーターにハンマーで頭部を殴るなど暴行を加えたとして地元警察に殺人容疑の疑いで逮捕されており、被害者は未だに危篤状態であるようだ。

 この事態を重く受け止めたUEFAは今日にもこの一連の事件の調査を行うものとみられるが、ローマにはアウェイ戦1試合、もしくは2試合におけるサポーターの入場禁止処分が下される可能性が高い模様。また今日にも警察、UEFA関係者や両クラブ幹部がローマで集まり、2ndレグへ向けての警備体制などについて話し合いが行われる予定だ。

 今季のCLでは4月上旬の準々決勝1stレグ・リバプール対マンチェスター・シティでもリバプールサポーターがシティのチームバスに瓶をはじめとする物を投げつけるなど危険行為に及び、試合後にクラブが謝罪声明を出すなど、サポーターによる反社会的行為が目立つ大会となってしまっている印象を抱くファンが多いだろう。