ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

盤石のバイエルン。セビージャ寄せ付けず準決勝進出

 日本時間12日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝2nd レグ、バイエルン・ミュンヘン対セビージャの一戦は0-0で終了した。

 1st レグを2-1で先勝したバイエルンのホームで行われたこの試合。セビージャには2得点以上が必要な状況でキックオフした。

 最初にチャンスをつかんだのはセビージャ。パブロ・サラビアが放ったシュートが、エリア内にいたジェローム・ボアテングの腕に当たったものの、PKはとられずバイエルンは救われた。

 その後もサイドからチャンスを作るセビージャ。ウィサム・ベン・イェデルやホアキン・コレア、サラビアにもチャンスが訪れるもののゴールネットを揺らせない。

 反対にバイエルンは38分、左から内側へ切れ込んできたリベリーが強烈なシュートを放つも、ダビド・ソリアがビックセーブでこれを防ぐ。

 スコアが動かないまま迎えた65分、セビージャはベン・イェデルに替えて、ルイス・ムリエルを投入。さらに70分にはサラビアに代えてサンドロ・ラミレスを投入し攻勢を強める。一方のバイエルンはチアゴ・アルカンタラをリベリーとの交代で投入し、中盤を安定させる。

 リスクを冒さずにボールを回し、試合を支配し続けるバイエルン。攻める姿勢を終始見せ続けたセビージャだったが一歩及ばず。0-0で試合を終えたバイエルンが準決勝に駒を進めた。