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リバプールのエムレ・ジャン、背中の痛みで残りシーズン欠場の可能性。W杯出場も微妙か

 リバプールのドイツ代表MFエムレ・ジャンは残りシーズンの公式戦全試合を欠場するかもしれない。6日、イギリスメディア『ミラー』が伝えている。

 エムレ・ジャンは日本時間3月17日深夜に行われたプレミアリーグ第31節・ワトフォード戦で以前から問題を抱えていた背中を痛め、途中交代を余儀なくされていた。また直後のインターナショナルマッチウィークでドイツ代表に招集されたものの、スペイン戦で再び背中を負傷し、そのまま代表からの離脱を強いられている。

 さらにリバプールのユルゲン・クロップ監督は日本時間5日未明のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ・マンチェスター・シティ戦の前日記者会見にて、エムレ・ジャンがプレーできるレベルまでコンディションが回復していると語っていたが、同選手はベンチ外となっていた。これにより、複数メディアの間では今季中の復帰が厳しいとの見方が広まっているほか、回復が遅れた場合はワールドカップ・ロシア大会出場への影響も出てくるという声が上がっているようだ。

 なお、今季終了後にリバプールとの契約が切れるエムレ・ジャンを巡っては、今夏のクラブ退団が既定路線と伝えられており、ユベントスやバイエルン、マンチェスター・シティなどが争奪戦を展開しているものとみられる。自らの去就問題に加えて慢性的な背中の痛みを抱える同選手は、ストレスの多い夏を迎えることになるのかもしれない。