プレミアリーグ トッテナム

白熱のロンドンダービー、トッテナムがチェルシーに勝利。CL出場権獲得に前進

 プレミアリーグ第32節チェルシー対トッテナム・ホットスパーが日本時間2日に行われた。

 今季2回目のロンドンダービーはチェルシーは暫定4位、トッテナムは暫定5位で迎える直接対決となった。チェルシーはウィリアン、エデン・アザール、アルバロ・モラタを前線に起用し、3-4-2-1を採用。一方のトッテナムは1トップにソン・フンミンを置いた、4-2-3-1で臨んでいる。

 前半30分、右サイドを駆け上がったビクター・モーゼスのクロスをあげる。これをトッテナムGKロリスが目測を誤り、アルバロ・モラタがヘディングでゴールへ流し込んだ。反撃に出たいトッテナムは前半終了間際、ペナルティエリア左外でエリクセンがボールを受けるとミドルシュート。ブレたボールはポストに当たり、ゴールネットを揺らした。前半は1-1のまま終了。

 後半に入り試合が大きく動く。後半62分、ピッチ中央からエリック・ダイアーがDFラインの裏へロングパス。これをデレ・アリが見事なコントロールでトラップすると、GKカバジェロの手をかすめてゴールを奪った。勢いに乗るトッテナムは後半66分、またしてもダイアーの縦パスからエリクセンがワンタッチでフリック、右サイドを駆け上がったソン・フンミンがシュートを放つ。ゴール前の混戦から最後はデレ・アリが押し込み、2点リードに成功した。

 このまま試合は3-1でアウェイのトッテナムが勝利。苦手とするチェルシーの本拠地スタンフォード・ブリッジでプレミアリーグ初勝利を飾った。