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宇佐美が3試合連続ゴール。原口と共に先発でデュッセルドルフ首位浮上に貢献

 ドイツ・ブンデスリーガ2部は4日に第25節が行われ、フォルトゥナ・デュッセルドルフのFW宇佐美貴史が3試合連続となるゴールを決めた。

 ホームでザンクトパウリと対戦したデュッセルドルフは好調の宇佐美に加え、脳震とうから復帰したFW原口元気も先発メンバーに名を連ねた。

 8分、デュッセルドルフは宇佐美の蹴ったCKにMFアンドレ・ホフマンが合わせて幸先よく先制する。

 相手のシュートがポストに当たるシーンなどがありながらもリードして後半を迎えると、74分には宇佐美が右サイドからのパスを巧みにコントロールして左足で強烈なミドルシート。これがゴール右隅に決まり、宇佐美は3試合連続となる今季5得点目を記録した。

 その後ザンクトパウリが1点を返したものの、デュッセルドルフは2-1で4試合ぶりの勝利を手にした。首位だったニュルンベルクが3日に敗れたため、この日の勝ち点3により再び首位に浮上した。

 久々の復帰となった原口は試合後、「まだ完全じゃないけど、今日の100%でできたので試合も勝てて良かった」と語っている。