ラ・リーガ バルセロナ

バルセロナ指揮官、コパ・デル・レイでテア・シュテーゲンを先発起用した判断を説明

マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン 写真:Getty Images

 ラ・リーガのバルセロナは、今2025/26シーズンのコパ・デル・レイ初戦で、12月17日にプリメーラ・フェデラシオン(スペイン3部)のCDグアダラハラとアウェイで対戦した。この試合でバルセロナは、DFアンドレアス・クリステンセンとFWマーカス・ラッシュフォードのゴールにより2-0で勝利し、次ラウンド進出を決めた。

 スペインメディア『Sempre Barca』は、同試合後のバルセロナのハンジ・フリック監督の発言を伝え、同監督がバルセロナの主将でドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンを先発起用した理由について語った内容を報じた。カテゴリーの異なる相手との一戦であったことから、フリック監督は若手や控え選手を多く起用したが、試合は前半に得点が生まれず、難しい展開となった。

 この試合で注目を集めたのが、テア・シュテーゲンの起用だった。正守護神であるGKジョアン・ガルシアを休ませ、長期離脱から復帰したテア・シュテーゲンを先発で起用した判断について、フリック監督は「私にとってマルクはキャプテンです。彼にとって良い機会でしたし、これまでクラブに多くを捧げてきました。コーチングスタッフと話し合い、この試合に出場させると決めました。この試合だけです」と説明した。

 テア・シュテーゲンは復帰戦で無失点に抑え、チームの勝利に貢献した。フリック監督は、コパ・デル・レイの試合は簡単ではないとした上で、「チームの姿勢と勝利に満足している。次のラウンドに進んだことが最も重要だ」と語った。