プレミアリーグのリバプールは、12月7日に予定されていたリーグ第15節エバートンとのマージーサイド・ダービーが悪天候により延期となった。この影響により、リバプールの日本代表MF遠藤航の出場機会がさらに厳しい状況に追い込まれると、UKメディア『Anfield Index』が指摘している。
11日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のジローナ戦では、リバプールのMFアレクシス・マック・アリスターが出場停止であることとMFライアン・グラフェンベルフが疲労の色を見せていたこともあり、遠藤が出場する可能性が期待されていた。しかし、ダービーの延期によりアルネ・スロット監督がグラフェンベルフを優先する方針を取る可能性が高く、遠藤のスタメン起用は依然として不透明な状況だ。
また、15日のフラム戦や23日のトッテナム・ホットスパー戦といったプレミアリーグの重要な試合では、優勝争いを考えるとローテーションの余地がほとんどない。これにより、遠藤が12月のスケジュールで出場機会を得る可能性は限定的だ。
一方、19日に予定されているカラバオカップ準々決勝サウサンプトン戦は、控え選手にとって貴重な舞台と見られている。同メディアは、遠藤がこの試合で自身の能力を示せなければ、クラブでの立場を固めることが難しい状況になると見ているようだ。
さらに遠藤がカラバオカップ以外で出場機会を得られなければ、リバプールでの立場を固めることが困難であると論じている。この12月は遠藤にとって試練の月であり、今後のキャリアを左右する重要な期間となりそうだ。
コメントランキング