昨季のブンデスリーガでバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)の連覇を「11」でストップさせたバイエル・レバークーゼン(同1部)。連覇を目指す今季はここまで9試合消化時点で4勝4分け1敗の3位に位置しており、首位のバイエルンを4ポイント差で追っている。
躍進するレバークーゼンで中心選手となっているのが、ドイツ代表MFフロリアン・ビルツだ。昨季は卓越したボールコントロールと高水準なキック精度を武器にブンデスリーガ32試合で11ゴール12アシストを記録してリーグ戦MVPに輝くと、今季もここまでリーグ戦9試合で4ゴール1アシストをマークしている。
そんなビルツは今夏にバイエルンなど複数クラブへのステップアップが取り沙汰されたが残留。しかし、ドイツ『スカイ・スポーツ』で記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、ビルツの獲得に本腰を入れているクラブがレアル・マドリード(スペイン1部)だという。
マドリードはすでにドイツ代表MF陣営と交渉を行なっているが、まだレバークーゼンとはコンタクトは取っていないとのこと。ドイツ王者は依然としてクラブの中心選手である同選手の残留と契約延長を望んでいるようだ。
また、レバークーゼンはバイエルン移籍を阻止するためにビルツをマドリードに売却することを望んでいるようだ。マンチェスター・シティ(イングランド1部)など複数クラブからの関心も浮上しているレバークーゼンの至宝を巡る争奪戦はどのような結末が待っているのだろうか。
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