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本田圭佑氏、槙野監督の品川CCと対戦決定も…関東リーグ昇格決定戦に苦言

本田圭佑氏 写真:Getty Images

 元日本代表の本田圭佑氏がオーナーを務め、Jリーグを目指す社会人サッカークラブ「Edo All United(エド・オール・ユナイテッド)」は、2024シーズン東京都1部リーグ(7部相当)で勝ち点49(16勝1分け)を獲得し無敗優勝。関東リーグ昇格をかけた関東社会人サッカー大会への出場が決定しており、11月2日に山梨県のYSKe-comシルクパーク(農村公園)で、元日本代表の槙野智明氏が率いる品川CC(神奈川県)と対戦する。

 そんな中、本田氏は同大会へのレギュレーションについて苦言を呈し、改善を求めている。自身の公式Xで「11月から始まる関東2部リーグをかけたプレーオフですが、下記へのルール変更を提案します」と、以下のように投稿した。

 「1、試合日程がタイトすぎる 今の日程だと2日連続で試合しないといけません。試合時間や試合レベルを考慮しても、あまりにも選手たちにとって厳しい日程です」

 「2、試合時間が早い 朝10:00や10:30から試合は早すぎます。まだ体が起ききってないので、早くても昼過ぎくらいが良いです」

 「3、リーグの順位があまり優位に働かない 今のルールだと抽選でどこのヤマに入るか以外は何もないので、Jリーグのプレーオフなどでもやってるように、引き分けは上位チームの勝つとかホームで試合できるなどのアドバンテージが欲しいところ」

 「僕らのクラブであるEdo All Unitedも昇格を目指してこの大会に参加するのですが、今年のルール変更は難しいみたいです。 僕らが昇格してようがしてまいが来年こそは変えて頂ければと思います」

 これに対してサッカーファンからは「1、2(試合日程がタイトなことと試合開始時間が早いこと)には同意できる。しかし、リーグの順位によるアドバンテージは県によって出場枠が違うから難しいのではないか」という意見が多く見られているようだ。

 関東社会人サッカー大会は、関東1都7県の代表16チームがトーナメント方式で争い、原則、決勝に勝ち進んだ2チームが来季の関東2部リーグへの切符を手にする。各県の出場枠は埼玉4、東京と神奈川が3(神奈川は開催地のため、例年から1枠追加)、千葉は2、山梨、栃木、群馬がそれぞれ1枠となっている。

 Edo All Unitedは、2020年1月にONE TOKYOの名称で設立。トライアウトでメンバーを選考し東京都4部リーグに参入すると、その後も昇格を続け、2023年に東京都1部リーグ3位で関東社会人サッカー大会に出場。しかし、同年は準々決勝で同じ東京都リーグのSHIBUYA CITY FCに0-1で敗れ、関東リーグ昇格を逃している。

 今年はどこのクラブが関東リーグへの切符をつかむのだろうか。注目が集まる。