プレミアリーグ チェルシー

チェルシー、オモロディオン移籍が頓挫か。アトレティコとフェリックスについて交渉

ジョアン・フェリックス 写真:Getty Images

 チェルシー(イングランド1部)が、アトレティコ・マドリード(スペイン1部)に所属するポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(24)の獲得に動く可能性があるようだ。

 今夏にイングランド代表MFコナー・ギャラガーのアトレティコ移籍が決定的な状況となっているチェルシー。その一方で、今夏にストライカー補強を望んだことから昨季武者修行で経験を積んだアラベス(スペイン1部)でブレイクしたU-23スペイン代表FWサム・オモロディオンをアトレティコから獲得するとの見方が強まっていた。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、オモロディオンとの取引が土壇場で頓挫したことを受けて、アトレティコとチェルシーは上述したギャラガーの移籍の一環として、フェリックスを移籍させることについて交渉を行っているという。

 今夏にバルセロナ(スペイン1部)からレンタルバックしたフェリックスは昨年1月から半年間のローンでプレーしたチェルシーと交渉を行うために代理人であるジョルジュ・メンデス氏とロンドンに赴いて交渉を行っているとのことだ。

 2019年夏にクラブ史上最高額でベンフィカからアトレティコへ加入したフェリックスはディエゴ・シメオネ監督とのそりが合わず、昨季はバルセロナへレンタルで移籍。ラ・リーガ30試合で7ゴール3アシストの数字を残したが、アトレティコ戦でゴールを決めた際にはゴールセレブレーションを行うなど、物議を醸していた。