明治安田Jリーグは2月22日、2024シーズンに新たな審判関連番組の配信を開始することを発表した。日程等詳細は決定次第発表予定。また、DAZNで2018シーズンから放送されている「Jリーグジャッジリプレイ」の配信は行わないことも明かされている。
新番組の目的についてはJリーグ公式サイトにて「これまでのルールや判定を知るというフェーズからより進化し、レフェリングに関する疑問やルールをわかりやすく解説し、審判についての理解・関心を深めてもらうこと」と投稿されている。
なお、6シーズンに渡り配信された「ジャッジリプレイ」では、国際審判としても活躍した家本政明氏が解説を務め、リーグ戦などを担当した審判員のジャッジについて取り上げた。元プロフェッショナルレフェリーが疑惑の判定などについて見解を示すなどし、ファン・サポーターからは人気を集めていた一方、一部では「誤審の吊るし上げになっている」とネガティブな声も挙がっていた。
現在、Jリーグでは日本サッカー協会(JFA)とプロ契約を結ぶプロフェッショナルレフェリーに加え、1級の資格を持つ審判員が公式戦で捌いている。2020年からJ1ではVAR(ビデオアシスタントレフェリー)も導入されているが、未だに誤審は多いなど批判的な意見も多い。
なお、2023年6月にはJFAが審判交流プログラムを実施し、イングランドのプレミアリーグからアンドリュー・マドレイ氏など3名の審判員を招聘。6月4日に行われたJ1第16節浦和レッズ対鹿島アントラーズ戦などで笛を吹いた。同試合を担当したマドレイ主審には「さすが世界最高レベルの主審と言われるだけある」など、称賛の声が多く寄せられた。
開幕を目前に控えたJリーグ。審判のジャッジにも注目が集まる。
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