アーセナル所属の日本代表DF冨安健洋は、今月4日に行われたプレミアリーグ（イングランド1部）第11節ニューカッスル・ユナイテッド戦でフル出場。これまでスタメン出場の機会が少ないだけに、現地ではミケル・アルテタ監督に対して冨安の積極起用を求める声が噴出。『日向坂46』元メンバーの影山優佳さんが、現地ファン・サポーターの声を聞きだしている。
冨安はカタールW杯後から右サイドバックでDFベン・ホワイトの控えに。今季は左サイドバックでDFオレクサンドル・ジンチェンコとのポジション争いで後れをとっていたが、それでもスーパーサブとして活躍。先月28日に行われた第10節シェフィールド・ユナイテッド戦では、後半アディショナルタイムにアーセナル加入後初ゴールをマークすると、ニューカッスル戦でスタメンを勝ち取っている。
アーセナルOBのイアン・ライト氏をはじめ複数の現地識者やメディアから「冨安はスタメン出場すべき」という意見が沸き起こる中、影山さんは『ABEMAスポーツタイム』の企画としてシェフィールド戦を現地観戦。試合前、アーセナルのファン・サポーターに英語で様々な質問をぶつけた。
とあるサポーターは「冨安についてどう思う？」という質問に対して、「彼は過小評価されている。ジンチェンコが中央でうまくプレーするからよく使われるけど、冨安が一番効果的で安定している。右サイドバックも左サイドバックもできる。正直に言うと、彼をピッチに立たせるべきだと思う」と、アルテタ監督の采配を疑問視。
別のサポーターからも「冨安はとっても強力で、良いディフェンダーだよ。しかも速い」「恐れずにタックルに行くから、ボール奪取できる」という声が上がるなど、冨安のパフォーマンスが高く評価されている。
なおアーセナルはニューカッスル戦で0-1と敗北。今月8日にはUEFAチャンピオンズリーグ（CL）セビージャ戦を控えている。欧州の舞台でも冨安がスタメンに抜てきされるか、注目が集まる。
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