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ソシエダ久保建英、レアル復帰拒否か!スペイン紙「スタメン確約要求」

久保建英 写真:Getty Images

 サッカー日本代表「森保ジャパン」のMF久保建英は、ラ・リーガ(スペイン1部)レアル・ソシエダの主力選手として活躍。現地では以前からレアル・マドリード復帰報道が飛び交っているが、本人はマドリード復帰に消極的であるようだ。

 RCDマジョルカをはじめ、マドリードからのレンタル先で本来のパフォーマンスを発揮できていなかった久保。しかし昨年7月にマドリードからソシエダへ完全移籍したことをきっかけに一変。加入1年目の昨季からリーグ戦34試合に出場で9ゴール7アシストをマークすると、今季もここまで公式戦10試合出場で5ゴール2アシスト。ソシエダの攻撃陣には欠かせない戦力となっている。

 ソシエダでの活躍ぶりにより、久保に対する欧州ビッグクラブからの関心報道が過熱。今月11日には、スペインメディア『El Gol Digital』が「ソシエダは久保を引き留めることが間違いであると、すでに理解している。彼が自身のキャリアで一歩を踏み出す準備ができているからだけでなく、ソシエダが多額の移籍金を得ることができるからだ」とリポート。

 今季限りでのソシエダ退団が濃厚と伝えた上で、「マドリードが本命」と久保の移籍先候補を予想。6000万ユーロ(約95億円)という契約解除条項、マドリードが同選手の保有権の50%を保有している取引内容に触れた上で「マドリードは久保に3000万ユーロを支払うだけで済む」としている。

 しかしスペイン紙『Relevo』は「久保は控え要員として、マドリードに復帰するつもりはない」と報道。本人がソシエダでのプレーに満足している現状に触れた上で「久保はマルティン・ウーデゴールのような失敗を望んでいない」と綴っている。

 ウーデゴールはマドリード時代、久保と同じく複数回にわたりレンタル移籍。なかば飼い殺し状態だったが、2021年1月にアーセナルへレンタル移籍したことをきっかけに自身のキャリアが好転。同年8月にマドリードからアーセナルへの完全移籍が決まると、2021/22シーズンのプレミアリーグで7ゴールをマーク。昨季は2桁得点を挙げるなど、アーセナルで充実期を迎えている。