V・ファーレン長崎所属のGK波多野豪は、29日開催の明治安田生命J2リーグ第28節ロアッソ熊本戦でフル出場。試合後のSNS投稿で熱中症対策を訴えたことにより、注目を集めている。
波多野はFC東京から長崎へ期限付き移籍すると、今季ここまでリーグ戦全試合で先発出場。熊本戦ではキャプテンマークを巻いてピッチに立つと、終盤にゴールネットを揺らされたものの、4-1とチームの勝利に貢献している。
中心選手としてチームをけん引する波多野は試合後、ツイッターアカウント(現在X)を更新。「ダービー沢山の応援ありがとうございました‼︎ 皆さんのおかげで勝てました」と、サポーターへ感謝の思いを伝える。その上で「試合とは別で…」と切り出すと、以下のように熱中症対策の観点からボールボーイへの配慮を求めた。
「ボールボーイ達がこの暑さの中飲み物を持たずに試合をサポートしてくれてた。熱中症対策としてドリンクを提供してあげてほしい‼︎」
この波多野の投稿には賛同意見が多く寄せられているほか、横浜FCのチームドクターである佐藤秀之氏も「これはほんと全チームの運営にお願いしたい」と改善を訴えている。
試合会場であるトランスコスモススタジアム長崎は酷暑に見舞われ、キックオフ時刻である18時時点で30度前後だった。それだけにネット上では波多野の意見と同じく、より細かな熱中症対策を求める声がみられる。
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