元ガンバ大阪所属選手の日本代表FW中村敬斗は、オーストリア1部LASKリンツでブレイク。リーグアン(フランス1部)LOSCリールなど複数クラブが移籍先候補にあがる中、FWネイマール擁するパリ・サンジェルマン(PSG)も獲得に動いているようだ。
中村の新天地については、フランスメディア『Sport』が今月17日にリール移籍の可能性を報じた上で「唯一のライバルクラブはアイントラハト・フランクフルトだ」とリポート。日本代表FW伊東純也擁するスタッド・ランスへの移籍拒否もあわせて報じていた。
またリールのオリビエ・ルタン会長は同選手獲得の可能性について「彼はとても興味深いプロフィールを持った選手だ。彼はリールでプレーすることにかなり興味を持っている」とコメント。クラブ間合意に達していないことを明かした上で、個人合意へ自信をのぞかせていた。
しかしフランス紙『レキップ』の報道によると、リールは左ウイングを本職とするノアシェラン所属FWアーネスト・ヌアマにも興味を示している模様。同紙は「ヌアマは単なるプランBではない」と、中村獲得失敗時の代替候補でないことを強調している。
くわえて中村については「移籍先候補にはリールだけでなく、スタッド・ランスとPSGもあがっている。PSGはすでにオファーを提示したが、リンツに却下された」と、PSG移籍の可能性に触れている。
なおリンツ幹部は先日、中村の去就について移籍金1000万ユーロ(約14億円)以下のオファーに応じないことを明言。一方でフランス方面から移籍金1300万ユーロ(約20億4000万円)のオファーが届いた可能性が報じられている。
ただフランス移籍報道が先行する中、フランスメディア『L’Union』は「中村はフランスよりも、ドイツでのプレーを望んでいる」と選手サイドの意向を伝えている。
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