プレミアリーグ ブライトン

三笘薫が先制点をアシスト。プレシーズンマッチ初戦で大活躍

ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン FW三笘薫 写真:Getty Images

 日本時間7月23日、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫は、アメリカで行われたプレシーズンマッチのチェルシー戦で先発出場。ブライトンの先制ゴールをアシストし、チームの攻撃を牽引した。

 三笘はプレミアリーグデビューとなった2022/23シーズンでリーグ戦7ゴール5アシスト。全公式戦では10ゴール7アシストを記録し、クラブ初のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権の獲得とFAカップベスト4進出に大きく貢献していた。

 同試合13分、三笘薫がチェルシーDFマロ・ギュストとの1対1でコーナーキック(CK)を獲得。このCKをMFパスカル・グロスとMFソリー・マーチがショートコーナーからMFビリー・ギルモアに繋ぐと、そこからファーサイドへクロス。そこに走り込んだ三笘がヘディングで中へ折り返すと、そこに待っていたFWダニー・ウェルベックが右足でゴールに蹴り込んでブライトンが先制。アシスト以外にも積極的に攻撃に絡んだ三笘は53分にピッチを後にした。

 試合は60分にブライトンのDFファン・ヘッケが退場し1人少なくなると、チェルシーのFWミハイロ・ムドリク、MFコナー・ギャラガー、新加入FWニコラス・ジャクソンが立て続けに追加点。その後ブライトンは、新加入したFWジョアン・ペドロが自身で得たPKを決め、デニス・ウンダフが得点して追撃したものの4-3で敗北を喫した。

 デビューシーズンでプレミアリーグにおける日本人選手の歴代最多得点記録を更新した三笘。2023/24シーズンは国内で行われる大会のみならず、ELで欧州の強豪クラブと対戦する。