ジュビロ磐田所属FW後藤啓介は、プレミアリーグ(イングランド1部)チェルシーをはじめ欧州複数クラブからの関心が報じられている。その後藤の移籍先候補にはオランダ1部アヤックスも浮上しているようだ。
オランダメディア『Voetbal Zone』は18日、英紙『デイリーメール』の報道内容を引用する形で「フェイエノールトとアヤックスが後藤の獲得に興味を示している」と伝えている。
またアヤックス移籍の可能性について「スベン・ミスリンタットFD(フットボールディレクター)が新たなストライカーを探しているという噂は以前から流れていた。ロレンツォ・ルッカはレンタル移籍期間を終えてイタリアに戻り、ドゥシャン・タディッチも退団した」とリポート。かつてブンデスリーガ(ドイツ1部)VfBシュツットガルトのスポーツディレクターとして、MF遠藤航やDF伊藤洋輝ら日本人選手を獲得した実績を持っている。
ただ一方で、後藤はまだ18歳であり、今年磐田のトップチームへ昇格したばかりだ。日本国内でも一部からプロ1年目での海外移籍に疑問の声が上がる中、『Voetbal Zone』も「後藤がオランダのトップクラブですぐに枠を獲得できるわけではない」と指摘。現時点でのトップチーム入りが厳しいとの見方を示している。
後藤は磐田の補強禁止処分にくわえてFW杉本健勇が横浜F・マリノスへレンタル移籍したこともあり、今季ここまでリーグ戦20試合に出場し5ゴールをマーク。磐田の将来を担う絶対的ストライカーとしてサポーターの期待を集めている。
なお『デイリーメール』は後藤に関心を寄せているクラブとして、アヤックス、フェイエノールト、チェルシー以外にウェストハム・ユナイテッド、エバートン、ラ・リーガ(スペイン1部)セビージャ、セリエA(イタリア1部)ユベントスを挙げている。
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