日本代表MF三竿健斗擁するポルトガル2部CDサンタ・クララは今月4日、かつてヴァンフォーレ甲府でプレーしていたブラジル人FWアラーノの退団を公式発表。FC東京から期限付き移籍により加入していたFW田川亨介も退団見込みと報じられている。
アラーノは2019年8月から約4か月間、エストリルからの期限付き移籍により甲府でプレー。甲府退団後はブラジル国内クラブをへて、2021年1月にサンタ・クララへ加入。今年6月までの複数年契約を結んでいた。
サンタ・クララでは2年半の在籍期間で公式戦66試合に出場し、5ゴール6アシストをマーク。ただレギュラー定着には至らず、2022/23シーズンもリーグ戦で15試合の先発出場。クラブもポルトガル1部リーグで最下位に終わり、2部に降格している。
また田川も2022/23シーズンのリーグ戦で13試合の先発出場にとどまり、2ゴール1アシスト。ポルトガル紙『レコルド』は先月に「2023/24シーズン、彼はサンタ・クララでプレーしない。1年半過ごした後、FC東京へ復帰する。買い取りオプションは行使されなかった」と報じている。
なお元鹿島アントラーズ所属選手の三竿はリーグ戦で11試合スタメン出場も、シーズン終盤のラスト4試合はいずれもベンチスタート。サンタ・クララとの契約を来年6月まで残す中、序列低下の印象を払拭できずに2022/23シーズンを終えている。
コメントランキング