プレミアリーグ(イングランド1部)アーセナル所属の日本代表DF冨安健洋は、今年3月から負傷離脱。2023/24シーズン開幕に間に合わない可能性が伝えられる中、現地メディアが同選手の現状を報じている。
冨安は2022/23シーズン序盤、DFキーラン・ティアニーから左サイドバックのレギュラーを奪うなど好調を維持。しかしFIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)後は右サイドバックの控えに甘んじると、今年3月16日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)スポルティングCP戦で右ひざを負傷。手術により一足早くシーズンを終えている。
同選手の復帰時期については、英紙『テレグラフ』が今年5月に「クリスマス時期まで戦列を離れる可能性がある」とリポート。一方で英紙『サン』は先月、復帰時期が来年以降から今年10月中旬まで前倒しになる可能性を指摘していた。
そんな中、英メディア『フットボール・ロンドン』は「冨安がプレシーズンに向けて新たな懸念を抱いている」と報道。「彼はこれまでのアーセナルでのキャリアの中で怪我の懸念に悩まされている。スポルティングCP戦で膝を負傷し、シーズン終了まで欠場となった」と同選手の負傷歴に触れている。
その上で冨安の今後について「彼がどのように復帰するかはまだ分からない。ただ新シーズン開幕まで数週間あるため、完全回復にはまだ時間がある」と、シーズン開幕に間に合う可能性に言及した。
なお冨安は現在、チームメイトのFWガブリエル・マルティネッリ、DFウィリアン・サリバ、FWレアンドロ・トロサールとともに自主トレに励んでいる。8月12日に2023/24シーズンのプレミアリーグ開幕を控える中、冨安のコンディションが気がかりだ。
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