セルティック所属FW古橋亨梧とMF旗手怜央は、今年6月に行われるキリンチャレンジカップ2試合の日本代表に選出。およそ9カ月ぶりとなる代表復帰が日本国内で話題を呼ぶ中、セルティックOBも言及している。
両選手は昨年9月のキリンチャレンジカップ2試合で招集も、昨年のFIFAワールドカップ・カタール大会や今年3月のキリンチャレンジカップでメンバー外。セルティックの主力選手として活躍しているだけに、日本国内のみならず現地でも森保一監督の選考に対する疑問が沸き起こっていた。
それでも古橋と旗手はセルティックで結果を残し続けると、日本代表コーチの名波浩氏と前田遼一氏の公式戦視察もあり、代表復帰を果たしている。
これにはセルティックOBのフランク・マカベニー氏も反応。英メディア『フットボール・インサイダー』のインタビューで「以前、彼らは日本代表に呼ばれなかった時、文句を言わなかった。選ばれなかったことが大きな話題になったが、2人はただ自分の仕事をこなしただけだった」
「選手たちは何が問題なのかを聞かず、どうすれば解決できるのかを聞いている。監督やコーチングスタッフを非難するのではなく、ただその事実を受け入れた結果、うまくいったんだ」と、両選手のメンタリティーを高く評価。
「森保監督は、古橋と旗手を選ばないことにかなりのプレッシャーを感じていただろう。私は代表戦のキャップ数がどれほど大きな意味を持つか知っているから、彼らの日本代表復帰を喜んでいるよ」と語っている。
日本代表は6月15日に豊田スタジアムでエルサルバドル代表と対戦するほか、20日にはパナソニックスタジアム吹田でペルー代表と激突する。両選手が久々の代表招集で本来のパフォーマンスを発揮できるか注目が集まる。
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