明治安田生命J1リーグ柏レイソルが、マレーシア1部ジョホール・ダルル・タクジムFC所属のマレーシア代表FWアリフ・アイマン・ハナピに関心を寄せている模様。現地メディアが同選手の去就について報じている。
現在20歳のハナピは、右ウイングを主戦場とするスピード豊かなアタッカー。2020年にジョホールのトップチームでデビューすると、2021年から2シーズンつづけてマレーシアリーグのMVPを獲得。昨季は国内リーグ22試合中21試合の先発出場で3ゴール13アシストをマークしたほか、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では川崎フロンターレや浦和レッズと対戦している。
マレーシアメディア『スター』が今月18日に伝えたところによると、韓国1部の複数クラブや柏レイソルがハナピの獲得に興味を示しているほか、欧州クラブのスカウト陣もジョホールの公式戦を視察しているとのこと。
しかし選手本人はマレーシア国内メディアのインタビューで「海外移籍に興味はない」と残留を明言。「ジョホールでのプレーに集中していますし、今年もクラブがACLの舞台で良い成績を残せるように頑張りたい。(昨季の成績である)ベスト16を上回りたいね」と、ACLでの好成績を誓った。
ジョホールは昨季のACL東地区グループステージで川崎相手に勝利できなかったものの、4勝1分1敗。決勝トーナメント進出を決めていたが、ラウンド16で浦和相手に0-5と敗れている。
ACLの舞台におけるジョホールの躍進もあり、マレーシア国内屈指の有望株であるハナピへの注目度が高まっている。
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