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鎌田大地にプレミア2クラブ関心も…「ドルトムント移籍熱望」と英紙報道

鎌田大地 写真:Getty Images

 ブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルト所属のカタールW杯日本代表MF鎌田大地は、ボルシア・ドルトムント移籍で口頭合意と伝えられていた。しかし今月に入ってドイツ国外移籍の可能性が浮上。元日本代表MF香川真司の古巣であるマンチェスター・ユナイテッドをはじめプレミアリーグ複数クラブからの関心が報じられている。

 英紙『デイリーメール』は今月、鎌田大地の去就について「マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーが彼の獲得に興味を示している」とリポート。日本における同選手の人気ぶりに触れた上で、「両クラブとも、極東のファンの拡大を望んでいる」と綴っている。

 ただ一方で、ドイツ紙『ビルト』による「彼はドイツ国外への移籍を望んでいる」という報道とは対照的に、「彼はすでにドイツに定着している。選手本人の考えを変えることは難しいかもしれない」

 「ドルトムントは、マンチェスター・ユナイテッドに在籍していた香川真司の古巣でもある。鎌田大地はドルトムントサポーターの前でプレーすることにより、同胞の足跡をたどることを熱望しているのかもしれない」と、ドルトムント移籍の可能性が高いとの見方も示している。

 なおドイツ国内の複数メディアは先月23日、鎌田大地の去就について「ドルトムントと5年契約締結で口頭合意」と一斉に報道。年俸600万ユーロ(約8億6000万円)、契約金1200万ユーロ(約17億2000万円)によるドルトムント移籍が確実とみられていたが、今月7日になってドイツ国外移籍の可能性が伝えられている。

 リバプールやトッテナム・ホットスパーなど複数クラブが移籍先候補にあがる中、鎌田大地がどのタイミングで自身の去就について決断を下すのか注目が集まる。