CDサンタ・クララ所属の日本代表MF三竿健斗は今月5日、FW田川亨介とともにポルトガル1部リーグ・ヴィトーリアSC戦で先発出場。低調なパフォーマンスを露呈すると、チームが1-3と敗れたこともあり現地メディアから批判を浴びている。
三竿健斗は昨年12月、明治安田生命J1リーグ・鹿島アントラーズからCDサンタ・クララへ移籍。今年1月13日のポルティモネンセ戦でデビューすると、以降はリーグ戦ほぼ全試合で先発出場。早くも中盤でレギュラーをつかんでいる。
そんな中で迎えたヴィトーリアSC戦でもフル出場。しかしこの試合では13度のボールロストを記録したほか、対人戦では9回中6回で敗北。チームも前半のうちに3失点しており、採点サイト『Sofascore』は同選手に対して10点満点中「6.4」とチーム内で4番目に低い評価を与えている。
またポルトガルメディア『Bola na Rede』は、三竿健斗に両チーム通じて最低評価を与えるとともに「この日本人選手は、ヴィトーリアSC戦でチームにほとんど何ももたらさなかった」と酷評。「球際の勝負でほとんど後れを取っていた。彼は気短であり、予測能力を欠いている」と、同選手の改善点を指摘している。
CDサンタ・クララはヴィトーリアSC戦での黒星により、3勝6分14敗。17位と2部降格圏から抜け出せず、1部自動残留圏内の15位エストリルから6ポイント差をつけられている。
なお田川亨介は先発出場も62分に途中交代。ヴィトーリアSC所属のDF小川諒也はベンチ入りしたものの出番がなかった。
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