ブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルト所属の元日本代表MF長谷部誠(39)は今季限りで現役引退の可能性が報じられている。しかし現地では、来季の現役続行が濃厚との見方が広まっている。
長谷部誠の今後については、ドイツ・フランクフルトの地元紙『フランクフルター・ルントシャウ』が昨年12月に「2023年3月に彼とクラブ幹部がお互いの目を見て、もう1年というのが意味を持つかどうかを検討する」と伝えていた。
英メディア『90min』ドイツ版は今月中旬に、「長谷部誠の未来。アイントラハト・フランクフルトのルーティンに見られる明確な傾向」と見出しをうち、同選手の去就を特集。
「長谷部誠の決断の時が近づいている。彼は今季終了後に現役生活を終えるのかどうか、3月中に決めたいと発表していた。ただ彼にはもう1年プレーしたいという明確な傾向がある。このことをフランクフルト幹部はしっかり受け止めるべきだ」と主張。
フランクフルトが長谷部誠の本職であるリベロ(3センターバックの中央)で新戦力の獲得を計画していないことにも触れている。
また同選手の現役引退後の役職については「この日本人選手は、現役引退後のフランクフルト下部組織コーチ担当というフォローアップ契約を結んでいる」と綴っている。
昨季は副キャプテンとしてUEFAヨーロッパリーグ優勝に貢献した長谷部誠。先月28日のバイエルン・ミュンヘン戦では、およそ4か月ぶりの先発出場でチームに勝ち点1をもたらしているほか、かつてバイエルン・ミュンヘンやマンチェスター・ユナイテッド、ドイツ代表でプレーしたシュヴァインシュタイガー氏も同選手のプレーを見て「絶対に契約延長!」とコメントを残していた。
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