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冨安健洋がスタメン奪還?アーセナル監督に批判「エバートン戦敗北で…」

冨安健洋 写真:Getty Images

 プレミアリーグの舞台でブライトン所属MF三笘薫(25)が躍動する一方、アーセナル所属のカタールW杯日本代表DF冨安健洋(24)はレギュラー争いを繰り広げている。そんな中、現地ではイングランド代表DFベン・ホワイト(25)への批判が噴出。エバートン戦での低調なパフォーマンスにより、右サイドバックのスタメンがホワイトから冨安健洋にかわるとみられている。

 冨安健洋はカタールW杯後、コンディション不良により1試合欠場も昨年12月31日のブライトン戦で途中出場。今年になってリーグ戦では4試合いずれも途中出場である一方、FAカップは2試合いずれも先発出場。今月4日のエバートン戦では、85分に右サイドバックで先発出場していたホワイトにかわってピッチに立ったが、アーセナルは0-1で敗れている。

 英メディア『フットボール・ファンキャスト』は、エバートン戦におけるホワイトのパフォーマンスを酷評。採点サイト『Sofascore』で10点満点中「6.5」と低評価だったことやデュエル成功率、パス成功率の低さを紹介した上で「ホワイトのパフォーマンスは直近数試合で低下しており、エバートン戦は今季最悪だった。エバートン戦で冨安健洋と交代するタイミングは遅すぎた」と、アーセナル率いるミケル・アルテタ監督の采配も批判。

 「アルテタ監督は今こそ、ホワイトにスタメンから離れる時間を与えるべきだ。冨安健洋の復調やイバン・フレスネダへの関心により、状況は変わりつつある」と、冨安健洋とホワイトの序列に変化が生まれる可能性に触れている。

 今季序盤は左サイドバックでスコットランド代表DFキーラン・ティアニー(25)をベンチへ追いやっていた冨安健洋。慢性的なコンディション不良によりレギュラーをつかみ切れていない中、再び出場時間を増やすチャンスが訪れるかもしれない。