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シャルケ吉田麻也に最低評価…6失点大敗で独紙酷評。レギュラーはく奪か

吉田麻也 写真:Getty Images

 ブンデスリーガで多くの日本人選手が活躍する中、シャルケ所属MF上月壮一郎(22)は24日のRBライプツィヒ戦でブンデスリーガ初ゴールをあげている。しかしシャルケはこの一戦で1-6と大敗。フル出場のカタールW杯日本代表DF吉田麻也(34)に対して、地元メディアが最低評価を与えている。

 吉田麻也は今季ここまでリーグ戦全試合で先発出場すると、ブンデスリーガ第17節・RBライプツィヒ戦でもスタメン入りしていた。しかしシャルケ守備陣は7分にポルトガル代表FWアンドレ・シルバ(27)から先制ゴールを奪われると、その後も次々とゴールを献上する。

 0-4と厳しい試合展開の中、56分に上月壮一郎がトップチーム昇格後初ゴールをあげるも、シャルケの反撃はここまで。終盤に追加点を許し、1-6で敗れている。

 試合後、地元メディア『RUHR』は吉田麻也に対して「6」(6段階評価で「1」が最高点)とチーム内最低評価を与えると「前半7分の時点で、(センターバックでコンビを組む)ヘニング・マトリチャーニとの連携は破綻していた」

 「アンドレ・シルバはシャルケの守備について何も気にすることなく先制ゴールを挙げることができた。アンドレ・シルバの先制弾は、吉田麻也がコントロール不能なシャルケの大失敗の始まりにすぎなかった」と酷評している。

 シャルケはRBライプツィヒ戦黒星により最下位を脱出できなかったほか、チーム全体の失点数は「41」にまで膨らんでいる。守備陣の主力選手である吉田麻也への批判が強まっているほか、トーマス・レイス監督による同選手のレギュラーはく奪も予想される。